ナチュラルバランスのドッグフードは、科学的な根拠と高品質な原材料を組み合わせたプレミアムブランドとして世界中で支持されています。
本ガイドでは、ブランドの歴史と理念、主要シリーズの特徴、原材料や安全性、そして実際の選び方までをわかりやすく解説します。
愛犬の健康を真剣に考える飼い主にとって、より良い判断の助けとなる内容です。
ブランドの概要と理念
ナチュラルバランスは1990年代初頭、米国カリフォルニア州で誕生しました。
創設メンバーには、動物栄養学の博士号を持つ専門家や、アメリカ飼料検査官協会(AAFCO)に携わった経験のある研究者、獣医師が名を連ねています。
これにより、ペットフード業界の中でも特に科学的根拠と臨床データに基づいた設計思想を持つブランドとして発展しました。
ブランドの名前である「ナチュラルバランス」には、二つの重要な価値が込められています。
一つは、自然由来の素材を活かしたシンプルで安全な製品づくり。
もう一つは、栄養のバランスを重視し、犬の健康を総合的に支えることです。
この考え方により、ナチュラルバランスは単なる「グレインフリー」や「無添加」といった流行語ではなく、科学的に裏づけられた栄養バランスを基礎とするブランドとして差別化されています。
さらに特筆すべき点として、ナチュラルバランスの製品は、アメリカ国内の動物保護団体や動物園などの公的機関にも採用されています。
中でもサンディエゴ動物園では、特に肉食動物やアレルギー体質の動物の給餌に使われており、品質と安全性が高く評価されています。
野生動物の健康維持に用いられるフードが一般家庭向けにも応用されていることは、このブランドが持つ専門性と信頼性の高さを象徴しています。
また、ナチュラルバランスは「食べることを通して動物の幸せを支える」という理念を掲げています。
これは、人間の食生活で言う“ホリスティック栄養学”の概念に近く、単なるカロリーや栄養素の供給にとどまらず、心身の調和や長期的な健康維持までを視野に入れています。
そのため、各レシピはAAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たすだけでなく、皮膚・被毛・消化器・免疫など、複数の健康要素を同時にサポートできるよう設計されています。
このように、ナチュラルバランスは「自然」「科学」「倫理」を融合させたブランドとして、世界のペットフード市場において確固たる地位を築いています。
プレミアムブランドとしての評価
ナチュラルバランスは、アメリカで誕生して以来30年以上にわたり、プレミアムペットフード市場で確固たる地位を築いてきました。
特に1990年代から2000年代にかけて、人工添加物や副産物を使用しない“ナチュラルフード”の先駆け的存在として注目を集め、現在ではアメリカ・カナダ・日本・ヨーロッパなど世界30か国以上で販売されています。
このブランドがプレミアムとして評価される理由は、単に「高品質な原材料を使っているから」ではありません。
栄養学的な裏付けを持ち、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準に準拠した完全栄養設計を行っていることが、最大の信頼ポイントです。
犬のライフステージ(子犬・成犬・シニア犬)や体質に応じて最適化された栄養バランスを提供する点が、多くの獣医師からも支持されています。
さらに、ナチュラルバランスは“ホリスティック(全体的)な健康観”を重視しています。
これは、単にカロリーやタンパク質量に注目するのではなく、犬の免疫力、消化吸収、皮膚・被毛、関節機能、ストレス耐性などを総合的にケアするという考え方です。
こうしたアプローチは、近年のペット栄養学でも主流となっており、同社がいち早くこの考えを採用していた点は評価に値します。
日本市場においても、ナチュラルバランスは「初めてのプレミアムドッグフード」として選ばれることが多く、ペット専門店やオンラインショップでの取り扱いも広がっています。
とくに、都市部の健康志向の高い飼い主層からの支持が厚く、「動物病院で紹介された」「アレルギー体質の犬に合った」といった口コミが信頼性を高めています。
また、ナチュラルバランスの創設者ディック・ヴァン・パットン(Dick Van Patten)は、ハリウッド俳優としても知られており、動物愛護活動にも積極的でした。
彼の理念は「犬も人間と同じように、安心できる食べ物を与えるべきだ」というシンプルながら力強いもので、これがブランドの核となっています。
彼の信念は、のちに派生ブランドであるルーシーペットフーズ(Lucy Pet Foods)にも受け継がれています。
ルーシーペットフーズでは、腸内環境と免疫の関係に着目し、“プリバイオティクス(善玉菌のエサ)”や“スーパーフード”を配合した次世代型レシピを展開。
これはナチュラルバランスの理念を「腸から健康をつくる」という形で発展させたものであり、ペット栄養学の最前線に立つブランドの進化を象徴しています。
こうした取り組みにより、ナチュラルバランスは単なる「高級フード」ではなく、科学的な裏付けを持つ信頼ブランドとして世界中の獣医師や飼い主から高い評価を受けています。
品質、安全性、倫理性の三要素を兼ね備えたブランドとして、プレミアムフード市場における“基準点”のような存在となっています。
ナチュラルバランスのシリーズ一覧
ナチュラルバランスのドッグフードは、犬の年齢、体質、ライフスタイルに合わせて細かく設計されたシリーズ展開が特徴です。
それぞれのシリーズには明確な目的があり、愛犬の健康状態や生活環境に応じて最適な選択ができるようになっています。
以下では、代表的な5つのシリーズについて詳しく解説します。
| シリーズ名 | 主な用途 | 対象犬種・年齢 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| オリジナルウルトラ | 日常の健康維持 | 子犬〜シニア犬 | ナチュラルバランスの基本シリーズ。玄米・オート麦などの穀物を適量使用し、タンパク質・脂質・炭水化物のバランスを最適化。チキンミールやサーモンミールなど、高品質な動物性タンパクを使用。全年齢に対応し、長期的な健康維持を目的としています。 |
| L.I.D.(Limited Ingredient Diet/成分限定食) | アレルギー・食物感受性対応 | 敏感体質の犬 | 食物アレルギーに配慮した単一タンパク質設計。ダック、サーモン、鹿肉、ラム、スイートポテトなど、刺激の少ない素材を使用。穀物不使用(グレインフリー)タイプもあり、消化器に優しいのが特徴。皮膚トラブルや涙やけ対策にも効果的とされています。 |
| ファットドッグス(Fat Dogs) | 体重管理・ダイエット | 運動量が少ない犬 | 「食べながら痩せる」をテーマに開発された低脂肪・高繊維フード。満腹感を保ちながらカロリー摂取を抑える設計。脂質は約7〜9%、カロリーは300kcal/100g前後と低め。肥満傾向の犬やシニア犬に最適で、体重維持プログラムの一環として推奨されています。 |
| ベジタリアンフォーミュラ(Vegetarian Formula) | 動物性アレルギー対応・環境配慮型 | 全犬種 | 動物性原料を一切使用せず、豆類や玄米、ジャガイモなど植物由来のタンパク質を使用。動物福祉・環境意識の高い飼い主からの支持が多いシリーズ。AAFCOの基準を満たす完全栄養設計で、動物性アレルゲンを避けたい犬にも適しています。 |
| ウェットタイプ・トリーツ(Canned & Treats) | 嗜好性アップ・水分補給 | シニア犬や食欲低下の犬 | 香りと食感にこだわった缶詰タイプやトリーツ。フレッシュミートを多く使用し、水分含有量が高いため水分摂取をサポート。ドライフードのトッピングとしても人気。高齢犬や歯の弱い犬でも食べやすい設計です。 |
シリーズ選びのポイント
ナチュラルバランスのシリーズを選ぶ際は、愛犬の健康状態・年齢・体質を考慮することが大切です。
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成犬・元気な犬 → オリジナルウルトラでバランスよく健康維持。
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皮膚トラブルや食物アレルギーがある犬 → L.I.D.シリーズでアレルゲン管理。
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太り気味・運動量が少ない犬 → ファットドッグスでカロリーコントロール。
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動物性タンパクが合わない犬や環境配慮を重視する飼い主 → ベジタリアンフォーミュラ。
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高齢犬や食欲が落ちている犬 → ウェットタイプやトリーツで嗜好性を高める。
シリーズ間の共通点と違い
すべてのシリーズに共通しているのは、「人工添加物を使わない」「AAFCO基準を満たす」「消化吸収の良さを重視する」という点です。
一方で、穀物の有無、タンパク源の種類、カロリー密度などがシリーズごとに異なります。
これにより、アレルギー体質・肥満傾向・年齢など、犬ごとの細かなニーズに対応できる構成となっています。
原材料と栄養へのこだわり
ナチュラルバランスのドッグフードは、素材選びから製造工程まで一貫して「安全・自然・科学的根拠」に基づいて設計されています。
ブランドの哲学は、犬が本来持つ自然な代謝機能をサポートすることにあり、単に“高栄養”を目指すのではなく、“体に負担をかけない最適な栄養”を追求しています。
天然素材の使用と添加物の排除
ナチュラルバランスは、人工保存料・着色料・香料を一切使用していません。
代わりに、天然由来の保存方法(例:ビタミンE=トコフェロールやローズマリー抽出物)を採用し、酸化防止と風味の保持を両立しています。
これにより、長期保存にも耐えつつ、人工的な匂いや味がない“自然な香り”を実現しています。
また、原材料は人間が食べても安全なレベル(ヒューマングレード)の品質基準を満たすものを使用しており、原料の段階で細菌検査・重金属検査を実施。
調達先も厳選されており、肉類はアメリカ・ニュージーランド・カナダの安全認証施設から供給されています。
タンパク質の質とバランス
タンパク質源には、チキンミール・ダックミール・サーモンミール・ラムミールなどの高品質な動物性原料が使用されています。
これらは余分な水分を取り除いた「濃縮タンパク質」であり、消化効率が高く、筋肉の維持や被毛の再生を助けます。
L.I.D.シリーズでは、1種類の動物性タンパク質のみを使用し、食物アレルギーを持つ犬にも安心な設計がされています。
さらに、ベジタリアンフォーミュラでは、エンドウ豆タンパク質や玄米などの植物由来成分から必須アミノ酸を補う工夫が施されています。
これにより、動物性タンパクが苦手な犬でも栄養の欠損が起こらないようにバランスが取られています。
健康を支える脂質とオメガ3脂肪酸
脂肪は、単なるエネルギー源ではなく、皮膚・被毛・脳・関節など、犬の健康を支える重要な要素です。
ナチュラルバランスでは、サーモンオイル・ニシンオイル・亜麻仁(フラックスシード)などを配合し、オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)を豊富に含んでいます。
これにより、
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皮膚の炎症を抑える
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被毛にツヤを与える
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アレルギー反応を軽減する
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高齢犬の認知機能をサポートする
といった効果が期待できます。
また、脂肪の保存にも人工酸化防止剤を使わず、トコフェロール(ビタミンE)やクエン酸など自然由来の抗酸化成分で安全に酸化防止を行っています。
ミネラル・ビタミンの吸収率を高める工夫
ミネラルは単に配合量を増やすだけでなく、「キレート化」によって吸収率を向上させています。
これは、ミネラルをアミノ酸などに結合させることで体内利用率を高め、排出ロスを減らす方法です。
特に、カルシウム・鉄・亜鉛・銅などはキレート化されており、成長期や高齢期の犬でもしっかり吸収されるよう設計されています。
さらに、抗酸化作用を持つビタミンC・Eや、免疫を支えるβカロテン・タウリン・L-カルニチンなどの機能性栄養素もバランス良く含まれています。
これにより、老化防止や心臓・肝臓のサポートにも役立ちます。
中程度タンパク質設計のメリット
ナチュラルバランスのフードは、極端に高タンパクな“祖先食系ドッグフード”とは異なり、中程度のタンパク質比率(約22〜26%)に設定されています。
これは一般的な家庭犬にとって理想的な数値であり、筋肉を維持しながらも、肝臓や腎臓に過度な負担をかけません。
シニア犬や室内犬にも適しており、長期的な健康維持を重視する設計です。
安全性と品質管理
ナチュラルバランスは、ペットフード業界におけるいくつかの重大なリコール事件を教訓に、極めて厳密で透明性の高い品質管理システムを確立しました。
その体制は、人間の食品製造基準を超えるほどのレベルにまで達しています。
徹底した品質検査とトレーサビリティ
製造過程では、すべてのロット(製造バッチ)ごとに安全検査を実施し、有害物質の混入がないかを確認しています。
検査対象には、BHA・BHT・エトキシキンなどの化学保存料、アフラトキシン(カビ毒)、メラミン、重金属類などが含まれています。
これらの成分はペットの健康に深刻な悪影響を及ぼす可能性があるため、ナチュラルバランスでは業界基準を上回る厳格な基準で検査を行っています。
加えて、ナチュラルバランスはトレーサビリティ(追跡可能性)システムを導入しています。
原材料の仕入れ先、加工日、製造ライン、検査結果、出荷ルートまですべてを一元的に記録し、万一の不具合発生時には即座に追跡・対応が可能です。
これにより、製品が消費者の手元に届くまでの全過程を透明化しています。
HACCPと第三者監査による国際基準の管理体制
ナチュラルバランスは、HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Points/危害分析重要管理点)の原則を完全に取り入れた製造プロセスを構築しています。
これは食品の安全性を確保するための国際的な衛生管理基準で、原材料の受け入れから製造、梱包、出荷に至るまで、あらゆる工程でリスクを分析・管理する仕組みです。
さらに、ナチュラルバランスの製造工場は第三者機関による定期的な監査を受けています。
これには、ISO 22000(食品安全マネジメントシステム)やGFSI(国際食品安全イニシアチブ)などの国際規格に基づく監査が含まれます。
これらの認証は、同社の安全性が国際的にも通用する水準にあることを示しています。
過去のリコールと改善への取り組み
ナチュラルバランスは2007年、業界全体を揺るがしたメラミン混入事件の影響を受け、一部製品の自主リコールを実施しました。
この出来事はブランドにとって大きな試練となりましたが、同社はその後、安全体制を全面的に見直しました。
以降のリコール(2010年・2012年)は、実害の出る前に予防的措置として行われたものであり、問題が発生する前に回収・改善を行うリスク管理の高さを示しています。
これらの経験から、ナチュラルバランスは「事故後の対応」ではなく、「事故を起こさない仕組み作り」に重点を置くようになりました。
現在では、原料供給元に対しても独自の安全基準を設定し、契約農場や加工施設の衛生状態を定期的に監査しています。
消費者への透明性と信頼構築
ナチュラルバランスは、消費者に対しても製造情報をオープンにしています。
公式サイトではロット番号を入力することで、その商品の製造日や原料の出所を確認できる「品質追跡システム(Buy With Confidence Program)」を提供しています。
これは、ペットフード業界では珍しい高水準の取り組みであり、透明性を最優先にする同社の姿勢を象徴しています。
また、消費者から寄せられるフィードバックや苦情も品質改善に活かされています。
ナチュラルバランスでは「クオリティアシュアランスチーム」が設けられており、SNSやカスタマーセンターを通じて得られるデータを分析し、製品改善や製造ラインの最適化に反映しています。
飼い主と専門家の声
ナチュラルバランスのドッグフードは、長年にわたって世界中の飼い主から高い評価を受けてきました。
その評判は単なる人気だけではなく、実際の健康改善効果に基づいたものです。
特に、皮膚トラブルや消化不良といった慢性的な悩みを抱える犬に対して、実感を伴うポジティブな変化が報告されています。
飼い主からの肯定的な声
多くの飼い主が、ナチュラルバランスに切り替えた後の「目に見える変化」を実感しています。
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皮膚と被毛の改善:「かゆみが減った」「フケがなくなった」「毛にツヤが出た」という声が非常に多く寄せられています。特にL.I.D.(成分限定食)シリーズのサーモン&スウィートポテトやダック&ポテトは、アレルギー体質の犬に好結果をもたらすケースが多いです。
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涙やけ・目の周りの改善:穀物や添加物が原因で涙やけを起こしていた犬が、ナチュラルバランスに変えることで症状が軽減したという報告があります。
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消化器系の安定:「便の臭いが減った」「便がしっかり形になる」「お腹を壊さなくなった」といった口コミも多数あり、消化吸収の良さが評価されています。
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食いつきの良さ:嗜好性も高く、特にウェットタイプやサーモンベースのフードは、好き嫌いの多い犬でもよく食べると好評です。
こうした体験談の多くは、1〜2週間の継続使用で変化を感じるというものが多く、即効性よりも長期的な安定が特徴とされています。
改善点・注意点として挙げられる声
一方で、すべての犬に完全に合うわけではありません。
少数ながら次のような意見も見られます。
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消化の過渡反応:「初めて与えたときに軟便になった」「切り替え期間が短かったため下痢をした」という声もあります。フード変更時には7〜10日間かけて徐々に混ぜていくことが推奨されます。
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価格面の負担:「他のドッグフードより高価で継続が難しい」「多頭飼いだとコストがかさむ」といった意見もあります。品質の高さが価格に反映されているため、定期便や大容量パックを活用してコストを抑える工夫が必要です。
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嗜好の個体差:「サーモン味は好んだが、ラム味は食べなかった」など、犬によって好みが分かれる傾向があります。サンプルパックで嗜好性を確認してから購入するのがおすすめです。
これらの改善点は、ブランドの品質を否定するものではなく、「愛犬に合うかどうか」を見極めるための重要な参考情報となります。
獣医師・専門家からの評価
獣医師やペット栄養士からも、ナチュラルバランスは科学的根拠に基づいた安全で信頼できるブランドとして高い支持を受けています。
特に、AAFCO基準を満たす総合栄養設計と、食物アレルギー管理におけるL.I.D.シリーズの有用性が評価されています。
ある動物病院のレポートでは、アレルギー性皮膚炎や慢性消化器疾患を持つ犬の多くが、ナチュラルバランスL.I.D.シリーズへの切り替え後に症状の軽減を示したと報告されています。
また、植物由来のベジタリアンフォーミュラが、動物性タンパク質アレルギーを持つ犬に有効な代替手段として紹介されるケースもあります。
消費者満足度とブランドイメージ
総合的に見ると、ナチュラルバランスのドッグフードは飼い主満足度の高いブランドです。
口コミサイトやSNSのレビューでは、平均評価が4.5/5前後と高水準を維持しており、リピーター率も非常に高いです。
特に「信頼できる」「品質が安定している」「他のフードに戻れない」というコメントが目立ちます。
ただし、プレミアムフードという特性上、継続的な費用負担や保管方法(湿気対策など)への配慮が求められます。
これらを踏まえて使用すれば、愛犬の健康を長期的に支える理想的な選択肢となるでしょう。
購入と選び方のポイント
ナチュラルバランスのドッグフードを選ぶ際は、品質を確保するために「どこで・どのように・どのサイズを」購入するかをしっかり見極めることが重要です。
以下では、購入時に知っておくべきポイントを詳しく解説します。
正規品の購入が最も重要
ナチュラルバランスを購入する際は、必ず「正規品」を選びましょう。
並行輸入品(非正規ルートの商品)は、輸送・保管時の温度や湿度管理が不十分なことがあり、油脂の酸化やビタミンの劣化が進む可能性があります。
また、賞味期限が短い、パッケージが異なる、英語表記のみで日本語の成分シールが貼られていないなどの特徴もあります。
正規品を見分けるポイント
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パッケージに日本語の成分・販売元表記(ナチュラルバランスジャパンなど)がある
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賞味期限が明確に印字されている
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「正規品」や「国内正規取扱店」などの記載が販売ページにある
正規品は、公式サイトや信頼できるペット専門店(例:GREEN DOG、ペットオアシスキングルなど)で購入するのが安心です。
価格の目安とパッケージサイズ
ナチュラルバランスの価格はシリーズや販売店によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
| サイズ | 内容量 | 価格帯(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 小型パック | 約1kg前後 | 2,000〜3,000円 | お試し用・小型犬向け。新しい味を試す際に便利。 |
| 中型パック | 約2〜5kg | 4,000〜7,000円 | 一般家庭で使いやすく、鮮度管理もしやすい。 |
| 大型パック | 約10kg前後 | 8,000円以上 | 多頭飼いや大型犬に最適。コスパが良いが、保管方法に注意が必要。 |
購入のコツ
大袋を購入する場合は、開封後に密閉容器(エアタイトコンテナ)に移し替えましょう。光・熱・酸素を遮断することで、油脂の酸化を防ぎ、風味と栄養を維持できます。
販売チャネルの選び方
ナチュラルバランスは、ペットショップ・オンラインストア・公式通販サイトなど、複数のルートで販売されています。
それぞれのメリットと注意点を理解して選ぶと良いでしょう。
オンライン購入のメリット
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定期便・まとめ買い割引が利用できる
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自宅まで配送されるため重い荷物の持ち運び不要
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シリーズごとの比較が容易で、レビューを参考にできる
店舗購入のメリット
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実際にパッケージや粒の大きさを確認できる
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店員に愛犬の体質や好みに合った商品を相談できる
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新商品やサンプルを手に入れられる場合がある
どちらの場合も、「正規品保証マーク」「製造ロット番号」などを確認し、信頼できる販売先を選ぶことが大切です。
フード切り替えの正しい方法
フードを切り替えるときは、急に全量を変更すると消化器系の負担が大きくなります。
7〜10日間かけて段階的に移行するのが理想です。
| 切り替え期間 | 旧フード | 新フード |
| 1〜3日目 | 75% | 25% |
| 4〜6日目 | 50% | 50% |
| 7〜9日目 | 25% | 75% |
| 10日目以降 | 0% | 100% |
また、切り替え中は犬の便の状態・食欲・皮膚の変化をよく観察しましょう。
軟便や下痢が見られる場合は、旧フードの比率を少し戻して再調整します。
保管と鮮度管理
ナチュラルバランスは人工酸化防止剤を使用していないため、開封後の酸化防止が重要です。
以下の点に注意してください。
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開封後は1か月以内を目安に使い切る
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直射日光・高温多湿を避け、涼しく暗い場所に保管
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ジッパー付き袋でも、さらに密閉容器に入れると効果的
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冷蔵庫での保存は結露によるカビ発生の恐れがあるため避ける
コストを抑える方法
ナチュラルバランスはプレミアムブランドのため、一般的なフードよりやや高価です。
コストを抑えるには以下の方法が有効です。
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定期購入割引:10〜15%OFFで購入できるケースが多い
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大容量パックの共同購入:多頭飼いや友人とのシェアで単価を下げられる
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クーポンやキャンペーン活用:公式サイトやAmazon定期便で不定期に開催
どんな飼い主におすすめ?
ナチュラルバランスは、単に「プレミアムドッグフードを与えたい」という飼い主ではなく、愛犬の体質やライフステージに合わせて最適な栄養を選びたいと考える飼い主にこそ向いているブランドです。
その理念や製品設計の方向性から、特定のニーズを持つ犬や飼い主に強くおすすめできます。
健康を重視する飼い主
ナチュラルバランスは、人工保存料・着色料・香料を使用せず、自然素材だけで構成されています。
そのため、日常的な健康維持や生活習慣病の予防を意識する飼い主に最適です。
栄養バランスがよく、タンパク質・脂質・炭水化物の配分も安定しているため、長期的に与えても安心できます。
また、「高品質な原材料を使用しているか」「安全な工場で作られているか」といった透明性を重視する飼い主にも向いています。
公式サイトでは原料の産地や製造過程を公開しており、フード選びに納得感を求める人に信頼される設計です。
アレルギーや消化トラブルを抱える犬の飼い主
食物アレルギーや皮膚炎、涙やけ、軟便などのトラブルがある犬には、L.I.D.(成分限定食)シリーズが特におすすめです。
単一タンパク質源と限られた炭水化物を使用することで、アレルゲンの特定と除去が容易になり、体への負担を減らすことができます。
L.I.D.シリーズが向いているケース
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鶏肉・牛肉・小麦などに反応しやすい犬
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原因不明の皮膚かゆみや湿疹がある犬
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消化不良・下痢・軟便を繰り返す犬
L.I.D.シリーズでは、ダック、ベニソン(鹿肉)、サーモン、スウィートポテトなど、比較的アレルギー反応を起こしにくい食材を使用しています。
体重管理や肥満対策をしたい飼い主
肥満気味の犬、または運動量の少ない室内犬には、ファットドッグスシリーズが適しています。
カロリーと脂肪分を抑えつつ、繊維質を多く含むことで満腹感を保ち、ストレスなく体重管理を行えます。
ファットドッグスシリーズが向いているケース
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成犬・シニア犬で運動量が減ってきた犬
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体重が標準より10%以上増えている犬
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関節への負担を減らしたい大型犬
また、単に「痩せる」だけでなく、筋肉を維持するための高品質タンパク質も確保されており、健康的なダイエットを目指す飼い主に支持されています。
特殊な食事制限が必要な犬の飼い主
動物性タンパク質に強いアレルギーがある犬や、ベジタリアンを志向する飼い主には、ベジタリアンフォーミュラが選ばれています。
大豆・玄米・エンドウ豆などの植物性原料を用いながらも、AAFCO基準を満たす総合栄養食として設計されています。
ベジタリアンフォーミュラが向いているケース
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動物性タンパク質アレルギーを持つ犬
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消化器が弱く、脂肪分の多い食事が合わない犬
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環境・倫理的観点から植物性フードを選びたい飼い主
成長期やシニア期などライフステージに応じたフードを選びたい飼い主
ナチュラルバランスのオリジナルウルトラシリーズは、子犬からシニア犬まで対応できる万能設計です。
カルシウム・リンのバランス、関節サポート成分(グルコサミン・コンドロイチン)、抗酸化ビタミンなどを配合し、どの年代の犬にも必要な栄養を過不足なく与えることができます。
オリジナルウルトラシリーズが向いているケース
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成長期の子犬(筋肉や骨格形成を支えたい)
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運動量の多い犬(エネルギー補給を効率化)
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高齢犬(免疫力・関節サポートを重視)
長期的に安心して続けたい飼い主
ナチュラルバランスは、短期間で効果を実感する“即効型”のフードではなく、長期的な健康維持を目指す設計です。
成分の安定性・製造品質・栄養バランスの一貫性により、5年・10年単位で与え続けても体調のブレが少ない点が特徴です。
「流行よりも安心を重視する」「信頼できるブランドで継続したい」という飼い主にこそ、ナチュラルバランスは最適な選択肢といえます。
まとめ
ナチュラルバランスとドッグフードの関係を理解することは、単なる食事選びではなく、愛犬の健康を守る第一歩です。
科学的な根拠と長年の実績に基づいたこのブランドは、今後も世界中の飼い主に安心を届け続けるでしょう。
愛犬の一生を支える「正しい食事」を考えるうえで、ナチュラルバランスは確かな選択肢です。

